こんにちは、OSP事務局です! 毎回思ってしまいますが、時の流れのなんて早いこと。いつの間にやら2月も末を目前にしておりますね。
さて、タイトルにもありますように今回はOSP年次フォーラム2024についてのお知らせです。OSPのサイトTOPにも掲出していたり、ポスターやチラシ、メルマガ等では既にお知らせしておりますが、事務局でも、今年で4回目となる「OSP年次フォーラム2024」に向けて、日々制作作業が進んでいます。
今年の年次フォーラムは、なんと初となる金・土の2日間開催! 両日ともに、琉球新報社の1階から3階までをフル活用して、さまざまなプログラムや展示等を予定しています。
今回の年次フォーラムで掲げている「わたしたちの課題を、わたしたちが解決する」というテーマにぴったりの、各分野のゲストやキーパーソンをお招きしておりますので、ぜひお楽しみに♪
日時:2024年3月22日(金) 午後1時~午後6時
3月23日(土) 午前10時~午後5時
会場:琉球新報社 1~3階(各フロア)
申込:参加無料 ※「事前申込フォーム」にてお申込みをお願いいたします。
※3階ホールへの出入りは自由となっておりますが、プログラム中の入場・退場の際はご配慮をお願いいたします。 ※プログラム間に適宜休憩を挟みます。
13:15
「課題と解決を定義し、バックキャスティングでつなぐ」
NPO法人ミラツク 代表理事 西村勇哉氏
NPO法人ミラツク代表の西村さんは、ご自身がユートピアに関する研究を大学院で行う研究者でもあります。「課題は、理想を描いたときに初めて発生する」という言葉が打ち合わせでも印象的でした。
なかなか学ぶ機会の少ない課題の定義や、理想をイメージする方法、またその実現の道のりを描くための手法について、特にバックキャスティングの重要性に触れていただきながら、事例を通して学べる基調講演です。
14:15
地域の課題との関わり方
恩納村、宮古島市、沖縄県の事例を交えて
「地域・企業共生型ビジネス導入・創業促進事業
(地域・社会課題の発掘と解決に向けたマッチング)」最終報告
今年度OSPでは、特に恩納村、宮古島市、沖縄県と課題解決の共創を試みました。地域の課題を自治体と企業が共に関わることで解決を目指すという趣旨です。恩納村では赤土流出防止のための取り組み、宮古島市では物流にまつわる課題について、沖縄県についてはDEIGOプランの実現がテーマでした。フォーラムでは具体的に、それぞれの自治体とどのような取り組みを実施したのかをご紹介します。
15:15
「地元NPOと創るバスケW杯のレガシー」
株式会社モルテン 勝田駿平氏
広島県に本社を置くスポーツメーカー、株式会社モルテン(molten)。昨年の夏、沖縄で開催されたFIBAバスケットボールワールドカップのパートナー企業でもあり、また公式試合で使用されたボールを覚えている方も多いのではないでしょうか。
今回の年次フォーラムでは、沖縄の老舗NPO法人と合同で展開するプロジェクトを事例紹介として、事務局を務める勝田さんにプロジェクトのことはもちろん、共創するチームについてもお話していただきます。
15:55
「沖縄で働く、をもっと豊かに。」
沖縄県所得向上応援企業認証制度2年目の発展
人への投資を通じて成長する企業を認証・応援し、企業と社会の成長を目指す指標として、沖縄県が制度として立ち上げた沖縄県所得向上応援企業認証制度も今年11月には合計55社の企業を認証するまでになりました。OSPカンファレンスVol.3でも取り上げたテーマをさらに深めた内容を年次フォーラムではお話いたします。
※3階ホールへの出入りは自由となっておりますが、プログラム中の入場・退場の際はご配慮をお願いいたします。
※プログラム間に適宜休憩を挟みます。
10:00
若者が創る 若者と創る
県内中・高・大学生のマイプロジェクト(探究活動)発表
▶ N高等学校 「my feelings プロジェクト」
▶ 沖縄県立美里高等学校「幻の食材復活プロジェクト~シマチスジノリを食べてみたい!!~」
▶ 美里高校「高校生の私達が行う読み聞かせ」
他、球陽高校から3つのグループが登壇予定です!
13:30
「Never again」×「命どぅ宝」
ルワンダと沖縄から世界 伝えたい 平和の思い
「残酷な戦争/虐殺を経験しているからこそ、平和を訴える力が僕たちの声にある。沖縄は『命どぅ宝』、ルワンダは『Never Again』を掲げている。それでも世界ではその後も今も、紛争や争いが続き、守られない命が多く存在する。だから、このイベントを通して『歴史から学び、行動する大切さ』を伝えたい」
ルワンダ大虐殺の生存者・キガリ虐殺記念館ガイドのムガベ氏から、平和を願う心を持つことの重要性をお話いただきます。
13:40 基調講演「ぼくが、ルワンダ大虐殺を語り続ける意味」 クロード・ムガベ氏
15:00 クロストーク クロード・ムガベ氏×山田果凜氏×島洋子氏
ルワンダ大虐殺の生存者・キガリ虐殺記念館ガイド
クロード・ムガベ氏(Claude Mugabe)
1994 年に起きたルワンダ大虐殺で父や妹が犠牲に。ルワンダの首都・キガリ市にある虐殺記念館で、自身の経験から平和を訴え続けている。
大阪大学人間科学部・株式会社Familic
山田果凜 氏(Yamada Karin)
OCSI読谷校出身。「一杯のコーヒーから開く 社会貢献のトビラ」をコンセプトに、ルワンダ産のフェアトレードのコーヒーを扱う「Tobira Cafe」を運営。
琉球新報社 取締役統合編集局長
島 洋子(Shima Yoko)
沖縄市出身。編集局次長兼報道本部長、広告事業局次長を経て2022年から現職。米軍基地が沖縄経済の発展を阻害している側面を明らかにした連載「ひずみの構造―基地と沖縄経済」で、2011年「平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞」を受賞。
16:10 参加者による分かち合い
全プログラム共に熱量のある内容となっておりますので、ぜひこの機会に会場で登壇者の「課題解決」に向けた取り組みをお聞きいただければと思います!
両日ともに、OSP事務局も皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
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